韓国大規模停電 担当相が事実上の辞意表明 [国際]

 韓国各地で15日に起きた大規模停電を受け、電力部門を管轄する崔重卿(チェ・ジュンギョン)・知識経済相が18日に記者会見し、「限りない責任を感じており、大臣のいすに執着するつもりはない」と述べた。当面は原因究明や再発防止策づくりに努めるとしているが、対応が一段落した後に引責辞任する考えを示した形だ。

 崔大臣は、停電発生の15日、残暑による電力需要の伸びを見誤り、電力会社が発電所の整備に入っていたと説明。電力消費が6726万キロワットまで上がり各地で供給停止になった時点での予備電力が、わずか24万キロワットだったことを明らかにした。被害者の申告を20日から受け付け、補償を検討する方針も示した。

 15日は約212万戸が停電。大企業は自家発電で対応したが、中小企業や飲食店で被害が続出。ネット上で集団訴訟の呼びかけが広がっている。(ソウル=中野晃)


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