ロシア、米エクソンと提携 北極圏で資源開発へ [国際]

ロシア国営の石油会社ロスネフチが、北極圏の資源開発で米エクソンモービルと提携した。極寒の地の海底開発に必要な技術を石油メジャーから得る。米国やカナダでの油田開発に参画できる道も開いた。

 戦略的パートナーシップ協定に8月末、署名した。英BPといったん提携を決めたが、BPのロシア合弁会社「TNK―BP」の株主の反発で白紙化していた。

 協定は「実施期間は数十年規模で、直接投資は2千億~3千億ドル(約15兆~23兆円)を見込んでいる」(ロシアのセーチン副首相)という。ロシア北部カラ海のノバヤゼムリャ島沖にある三つの石油・天然ガス鉱区を共同開発する。日本の年間原油輸入量の4分の1に相当する原油4970万トンのほか、天然ガス1.8兆立方メートルの埋蔵量が見込まれている。共同出資でサンクトペテルブルクに「北極調査センター」も設ける。


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